英語の授業は英語で行うことに


2013(平成25)年4月から、
・教科書のページ数は平均で15%増える。
・3年間で学ぶ単語数は1300から1800語に増える。
・英語の授業は英語で行う(オール・イングリッシュ)
・スピーチやディベートなど、「コミュニケーション重視」
となるニュースが出ています。

http://sankei.jp.msn.com/life/news/130327/edc13032711100011-n1.htm
http://mainichi.jp/feature/maisho/news/20130328kei00s00s012000c.html

英語教育が進化していくことは、とてもいいことです。

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一部に、「文法軽視を危惧する」という意見があるようですが、、、。
まったくそんな心配はないと思います。

文法が身についていないと、スピーチできるはずもないし、
増してやさらに上級のディベートなぞ無理ですから、
文法軽視でコミュニケーションできたら可笑しいですね。
コミュニケーション重視の方向こそ、総合的な英語力を高める最短コースと思います。

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また「大学入試に対応できるのか疑問」という意見もあるそうですが、
これこそ、何を今さらと感じてしまうような意見です。

もともと、センター試験に出て来る英単語は、教科書の英単語とは分野がちょっと違うこと、
単語数もそれなりに多いですから、受験生は教科書だけでは足りず、
過去問や模試で勉強していたのです。

参考  センター試験の単語数

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米国への留学生向け英語試験「TOEFL」を
日本の大学受験の条件や大学卒業資格に組み込むことも、
自民党の教育再生実行本部で検討されているそうです、
なお結構なことです。

英語教師は、教え方を進化させることになりそうです。

めったに使わない言い回しの語順整列の文法問題や、
穴埋め問題を廃止して行くことになるでしょう。

なにせ、留学向け英語試験「TOEFL」には、
語順整列も穴埋め問題も出てこないようですから。

意味の取りやすい素直な英語を大量に聞き読み理解する、
そして自分の意見を話し書くという、
アタリマエのことが求められるようになるのだと思います。

これからの大卒の日本人には、
素直な普通の英語を英語のまま理解し話し書くことが求められるのです。

そのような教育をしてもらえる今の高校生、大学生の皆さんは、
私からすれば羨ましい限りです。

こちらも参考になります。
http://www.newsweekjapan.jp/reizei/2013/03/post-545.php

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